スイスで絶景ハイキング!

ミラノからスイスへは、列車で2時間程度。簡単にアクセスできます。というのも、アルプスを貫くシンプロントンネルがあるからです。なんとこのトンネル、1906年に開通したとのこと。3000m近い山の下を当時の技術で掘るのはとても大変だったと思います。

f:id:Antonov-24:20190109200705j:plain利用した電車はミラノ発ジュネーヴ行き。乗った途端、スイスに行くことを実感します。というのも、車内放送がイタリア語、ドイツ語、フランス語、そして英語なのです。これぞ国際列車!といった感じ。

f:id:Antonov-24:20181230080703j:plain列車はマッジョーレ湖畔を走り抜けます。

 

 

この電車、食堂車がついているので、せっかくの機会だから利用してみました。

コーヒーとサンドイッチを頼むと、食堂のおじさんが「君、日本人?」とイタリア語で聞いてきます。そうだ、と答えると

 

「ありがと~」と日本語で!

 

乗務員は陽気なトレニタリア(イタリアの鉄道会社)の職員さんです。

 

 

ロカルノへ行くという母娘と話していると、列車はあっという間に国境の長いトンネルにさしかかり、スイスに着いてしまいました。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230080858j:plainスイスではブリークという町に住んでいる知り合いの家に寄せてもらいます。家の近所からはこの絶景!ですが山の氷河はやっぱり縮小しているそうです。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230081115j:plainこちらがシンプロントンネルのスイス側の入り口。歩いていたら、通りかかった現地の人がトンネルについて説明してくれたけど、ドイツ語ぜんぜんわからない!マイランド(ミラノのこと)だけは聞き取れたが、ともかくダンケシェーン!!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230081730j:plain翌日はマッターホルン麓のツェルマットへ。登山電車で3130mのゴロナーグラード展望台に行きます!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230081930j:plain雪山がこんなにちかくに!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230082126j:plain

f:id:Antonov-24:20181230082159j:plainこんなところまで鉄道を通すスイス人には頭が下がります。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230082341j:plainなんだかもう言葉が出ない

 

 

f:id:Antonov-24:20181230082450j:plain

f:id:Antonov-24:20181230083058j:plain

f:id:Antonov-24:20190807092456j:plain

山を下りるのが惜しく感じられたため、ゆっくり歩いて下山することに。本当は途中の登山電車の駅まで、と思っていたのですが、結局ツェルマットまで歩いてしまいました。あとで知ったのですが、なんとその標高差は1500m以上もあったのです!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230083141j:plain

f:id:Antonov-24:20190807092528j:plain

撮り鉄できちゃいます。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230083306j:plain岩陰にはかわいらしいお花が!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230083358j:plain有名な逆さマッターホルンです!オフシーズンなので絶景を独り占め

 

 

f:id:Antonov-24:20181230083540j:plainだいぶ下りてきました。そろそろ雪山とはお別れ

 

 

f:id:Antonov-24:20181230083654j:plainほんとに誰も歩いていなかったのですが、いま思うとちょっとこわいかも

 

f:id:Antonov-24:20190807092603j:plain

来世はこういう所で生まれたいですね。

 

f:id:Antonov-24:20181230083835j:plain途中の信号所で休憩。

 

f:id:Antonov-24:20181230083933j:plainスイスの人、この道をマウンテンバイクで思いっきり駆け抜けるのです!気持ちいいだろうなぁ・・・

 

f:id:Antonov-24:20181230084140j:plainこの岩の上でお昼ご飯にします。といってもお昼はミラノのスーパーで買ったビスケットです。

 

f:id:Antonov-24:20181230084430j:plainここが森林限界。道は林の中に入ってゆきます。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230084637j:plain気持ちのいい山道!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230084728j:plainチーズ小屋でしょうか。ハイジに出てきそう。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230084821j:plainマーモットはいなかったけど、子リスはたくさんいました。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230084912j:plainやっと村の牧草地に到着!足が痛い!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230085004j:plain

f:id:Antonov-24:20181230085040j:plainお邪魔しとります

 

 

f:id:Antonov-24:20181230085139j:plainああ、やっと村が見えた!

 

 

f:id:Antonov-24:20181230085225j:plainツェルマットから列車でブリークに帰ってきました。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230085328j:plainブリークはイタリアとの街道の途中にあり、交易で栄えた街。お城があります。

 

 

f:id:Antonov-24:20181230084554j:plain

という感じで山歩きは無事終了しました。

 

 前へ:ヴェネツィアの下町散策

続き:アルプスの麓!ぶらりスイスの町散策