この日はブハラから200kmぐらい東にあるサマルカンドまで移動。ティムール帝国の都だった町です。
ブハラ駅は近代的な駅舎です。
駅前にある帝政ロシア時代の宮殿。ニコライ2世の視察のために造られたが、結局訪問が実現することはなく、ソ連時代に鉄道労働者のクラブとして使用されたそう。
こちらがウズベキスタンが誇る高速列車アフラシャブ号
乗車の際に切符を回収されます。外国人が多く利用する列車なだけあって(普通運賃の2倍ぐらい)、乗務員は英語が堪能。
普通席の様子。東海道新幹線より快適です。ただしコンセントはない。
2時間弱でサマルカンドに到着。行きの鈍行に比べたら速い速い。
サマルカンドにはトラムが走っています。現在2系統あり。このトラム、ときどき青白い光のようなものを放つのですが、あれは一体何だったのか。
観光名所を通らないので、地元の人しか乗っていません。乗ると「どこ行くの?」と質問攻め。
途中から乗ってきた女子高校生に話しかけられます。なんでも父親の仕事の都合で上海に住んでいたそうで、英語が堪能。トラムの終点にあるバザールに買い物に行くのだとか。
ついでにバザールを案内してくれました。このバザールは食料品や日用品を売っているコーナーと、布や服を売っているコーナーの二つに分かれているそう。布や服を売っているコーナーの品はほとんど中国製なので、彼女曰く、観光客が見てもおもしろくないと。
果物やサマルカンド名物のナンも売っています。見たことのないフルーツなんかも並んでおり、結構おもしろかったです。
トラムの駅からバザールを通って旧市街へと抜ける道を教えてくれました。お店の中を通り抜けできるよう。これは地元の人でないと分かりません。バザールの後ろにはモスクがそびえ立っています。
迷路のようなバザールを抜け、旧市街側に出ました。
町はちょうど黄昏れ。
サマルカンドの美しい青いドームが夕日に映えます。
夜は夜でライトアップ。
サマルカンドは期待通りの美しい町でした。明日の観光が楽しみ。
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