台湾からはじめる列島横断!旅のはじまりは高雄から

いよいよ台湾から島に沿って神戸まで、1ヶ月の列島横断が始まります。


改めて今回の旅の概略図。


まずは南部の高雄から台北まで、東回り1週間の台湾旅行です。


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旅のスタート地点、高雄まではピーチを利用しました。関空を11時前に出て13時には高雄に着きます。時差が1時間だから3時間のフライト。

スカイスキャナー経由でHPから購入したらなんと8000円でした。


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というわけで快晴の関空から飛び立ちます。

客は台湾人と日本人の割合が3:1ぐらいでした。それでも案内は日本語と英語で中国語放送はほぼなし。LCCの国際線ってそんなもんなのですかね。


2時間前にチェックインして窓側の席を確保します。この日は雲も少なく、3時間ずっと景色を楽しむことができました。


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飛び立ってすぐ、鳴門の渦潮が見えます。


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八重山諸島を通って一路西へ。


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そして台湾の東海岸が見えてくるともう着陸です。



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空港の捷運(メトロ)駅の切符売り場で「i-PASS」カードを購入します。台湾全土の交通機関で使えるICカードです。


これ一枚でバスや電車の支払いが可能なので凄く助かりました。SuicaICOCAみたいなものですね。(田舎の小駅にもIC読み取り機がありました)


ちなみに台湾でもICカードへの入金は「チャージ」というので「チャージ プリーズ!」といえば分かってくれます。(英語圏ではチャージとは言わないようなので…)


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というわけでいよいよ市内へ向かいます。初日は市内見物です。


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街角には金ピカの蒋介石!まだおったんか…


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まずはじめに訪れたのは高雄市立歴史博物館。建物は日本統治時代の1938年に高雄市役所として建てられたもの。戦後も高雄市政府として使われていました。


展示内容としては

・清国時代の高雄
台湾出兵と日本統治下(日治時代)の高雄
・高雄における二・二八事件蒋介石の恐怖政治に対する民衆の蜂起)
港湾都市としての現代・高雄の繁栄
・高雄の先住民族の歴史と文化

を扱っている感じでした。解説は中国語ですが、漢字なのでなんとなく理解できます。


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こちらは台湾の伝統工芸の瓢箪細工。色とりどりで綺麗です。


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2階の大部分は二・二八事件のコーナー。独裁政権に対する民衆の蜂起は武力によって鎮圧されました。当時市役所だったこの建物も悲惨な歴史の舞台となったようです。


台湾には「犬が去って豚が来た」ということわざがあるそう。


犬=日本人、豚=外省人(戦後、大陸から来た中国人)なのですが、なんでも「犬はうるさいけれども役に立つが、豚は大食いするだけで役に立たない」ということだとか。


台湾も色々と複雑な歴史をたどってきたわけですが、こういう過去の負の出来事もちゃんと展示、紹介できるだけ今は平和になったということです。


ところで、博物館の展示も面白いですが、内部の意匠も優れていました。


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趣のあるエントランス。


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大理石がふんだんに使われています。市役所というよりは博物館や美術館といった感じ…


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いかにも高級そうで古めかしい置き時計。


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外観も中国の仏閣様式と西洋様式が組み合わさって、他にみられないような独特なつくりです。日治時代、独裁時代、そして現代の台湾と、ずっとこの場所で時代の移り変わりを見続けてきたのですね。これほど歴史博物館としてふさわしい建物は無いと思いました。


ちょっと短いですが今日はここまで。続いて日治時代に港町として栄えた高雄の下町、哈瑪星(ハマセン)地区に向かいます。



(次記事:高雄の下町・哈瑪星に残る日治時代の建築物


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