沖縄 路線バスの旅⑦ 辺野古を通る沖縄バス77番に乗車

沖縄路線バスの旅3日目その2。沖縄の東海岸を通って名護から那覇まで南下中です。


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今回、沖縄に行ったからには見ておきたかった名護市辺野古の大浦湾。時間の関係もあるので途中下車はしませんが、これから基地にさらに近づいて、キャンプシュワブのゲート前を通る沖縄バス77番に乗車しようと思います。


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乗り換え停留所である「二見入口」には移設反対派の立て看が。ここは集落があるわけでもないので、車で通行する人に見せようということなのでしょう。


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というわけで一日3本しかない沖縄バス78番とはここでサヨウナラ。


本当ならこの山間の停留所で30分ぐらい待たなきゃ行けなかったんだけど、バスから降りるとすぐに次に乗る77番のバスがやってきました。乗る前のバスが30分ぐらい遅れてたのかな?こういうときは「うちなータイム」も有り難いw


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乗ってからしばらくするとバスの停留所表示に「辺野古」と「第二ゲイト」の文字が現れました。ちょっと緊張します。


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キャンプシュワブのゲート前を通過。


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朝7時頃だというのに機動隊の車両が止まっています。写真では小さくてわかりにくいですが、座り込んでいるおじいさんが。拡大してみると「辺野古移設反対!土砂搬入やめろ」という幕を掲げています。これまさか一晩中やってるわけじゃないよね・・・


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基地建設が進む基地内部。これは何をつくっているのでしょう?


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基地移設反対派の座り込みテント。ここはよくニュースで取り上げられますね。さすがに朝早いので人もまばらでしたが。


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「おおーここか」なんて写真を撮りながら流れゆく車窓を見ていると、思ったよりあっけなく辺野古を通り過ぎてしまいました。こんなもんなの?っていうのが正直な感想。


「こんなもん」っていうのはだいぶ失礼ですね。ただニュースで見るような「機動隊と反対派が衝突」みたいな緊張感は全くなかったので。


ただ今回の旅で、沖縄の基地負担は想像以上に大きなものだと思い知りました。「犬も歩けば棒に当たる」じゃないけど、沖縄ではちょっと進めば米軍基地に当たります。日本のわずか0.6%しかない沖縄県に米軍基地の73.8%が集中しているのです。


あまり立ち入ったコメントはしませんが、日本の安全保障の大部分を沖縄に負担させていることは、本土に住む人間としても頭の片隅に置いておいた方がいいかなと思います。


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色々考えている内にバスは「うるま市」に入り金武湾が見えてきました。
安慶名(あげな)というバス停で途中下車。


続いてはバスを乗り継いで世界遺産、勝連城に向かいます。


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