奄美大島4日目は、バスが1日に3本しか出ていない大和村へ行くことに。大和村というのはなんでも昔(恐らく平安時代)、中国に向かう日本(大和)の船がここを経由していたからだとか。
まずはじめは宮古崎へ行くはずだったのですが・・・
でっかいクモがいて中止。これ毒蜘蛛??ともかくやばそう。
まあ先端まで行かなくても優れています。
ところが天気がだんだん悪くなってきたのであわてて引き返すことに。
そして道ばたにはヤギ。
なんか用??
続いてやって来たのは環境省の野生動物保護センター。入館無料です。
アマミノクロウサギは耳が小さいのが特徴なのだとか。
他にも固有種がたくさんいるそうです。
奄美地方に独特の高床式倉庫。普通に戦後すぐまで使っていたそう。
しまバスはこの路線から撤退して今では大和村営バスになったのになぜか残っているバス停。
村内はバスを100円で乗り降りすることができるので終点の今里集落までむかいます。
徳浜の断崖とかいう名所らしいです。
というわけで終点の今里へ。
名瀬同様、この集落にも「立神」があります。写真では分かりずらいけど、立神の横、遙か彼方にトカラ列島の横当島と上ノ根島が見えました。この2つの島、実は1つの大きな海底火山の外輪山が波の上に突き出しているとかで、海底には巨大なカルデラがあるのだとか。
初めは宝島と子宝島かなと思ったのですが、こちらは奄美大島からはっきり見えることは少ないようです。宝島は、その名の通り、海賊が宝を隠したとの伝説があり、一時期、国内外から宝探しに多くの人が来たそうですが真相やいかに。
荒々しい波が打ち寄せます。同じ島なのに龍郷の海とは全然印象が違う。
今里集落の様子。断崖の向こうは宇検村です。この先は険しい狭隘路らしいので行くのは難しそう。
こう見ると神様が降り立ったというのもうなずけるような「立神」でした。
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