志布志から日南線の秘境・福島高松駅に行ったら想像を絶した話

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日野 ブルーリボンです。なんか鹿児島ではよく見るな…



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鹿屋から大隅線の廃線跡をひたすら東へ進み志布志にやって来ました。


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志布志の名所と言えばこれ。志布志市志布志志布志にある志布志市役所志布志支所。珍百景でも紹介されたのだとか。


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ここから日南線とか言うローカル線が宮崎まで走っています。あまり沿線に主要都市があるわけでもなく、マニアの間では「そろそろ廃線か?」なんてささやかれているのですが…。鹿屋の人も「あれはだめだろうね」なんて言っていたけど、どうなのでしょうか?


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草に埋もれすぎ!!


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駅前には種田山頭火の句碑がありました。志布志にも滞在したようです。


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志布志にはその昔、日南線だけでなく大隅線と志布志線(西都城志布志)も走っていました。鉄道で栄えた町だったのです。駅前には鉄道公園があって当時の車両が展示されています。


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柵があって撮るの大変なんですけどね。


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というわけで志布志駅へ。ここから宮崎に向かいますが、せっかくなので途中の串間市と日南市にも立ち寄りたいと思います。



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むかしはこの先、鹿児島まで繋がっていたんですね~


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業務委託を受けているみたいで駅は無人。終着駅にしては寂しい感じです。


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草木に埋もれながら列車がやって来ました。他にも乗る人いるじゃん!と思ったら列車を見に来ただけだったようで…


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九州の閑散ローカル線ではおなじみのキハ40単行です。


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錆び付いた駅名標もなかなかいいかんじ


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この日は大隅夏井駅の近くに泊る予定なのでさっそく列車に乗り込みます。


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はじめは貸し切りだったのですが、出発間際になると高校生が2、3人ぐらい乗り込んできました。併走路線バスはないので専ら通学に使われている模様。


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出発してすぐ志布志湾が見えます。「あと終戦がもう一週間遅かったら米軍がここから上陸して大変なことになったんだよ」と鹿屋の鉄道博物館のおじさんの言っていたことを思い出しました。


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日南線の末端部分は極端に列車の本数が少ないので、今日のうちに一駅訪問します。やって来たのは県境を越えた宮崎県。福島高松駅です。


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人生初の宮崎県です、はい。列車から降りたとき、高校生に「マジかよ」という目で見られました。


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駅の回りには家畜小屋があるだけ。牛の鳴き声と糞の臭いですごいことになっています。秘境駅って普通は静かなものなのですが…。


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ホームもご覧の通り草ボウボウ


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列車も全然来ないので線路も草ボウボウ。


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はい、はっきり言って芸備線内名駅より凄い状態です。


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駅舎内は特に特徴もなく。例の通りノートが置いてありましたが。


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ソテツの木が南国の秘境駅の特徴でしょうか。


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最早ロータリーは未舗装路w


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別に鉄道趣味があるわけではないけど、こういう田舎の鉄道風景は好き。



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写真を撮りつつ志布志行きの列車を待ちます。


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再び列車に乗り込み鹿児島県へ。もうすっかり日が暮れてしまいました。


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降りたのは大隅夏井駅。名前が気に入った!


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列車が行ってしまうと完全に静寂と闇に包まれます。


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駅舎内を一目見て、ここならベンチもあるし、駅寝できそう!とは思ったものの、よくみると至る所に手のひらサイズのクモがうようよしていて絶叫。素直にホテルに泊ることにします。そもそも奄美大島から夜行フェリーでついてからの駅寝とか限界過ぎますし。


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というわけでこの日は国民宿舎に宿泊。翌日は日南線の駅訪問の続きをしつつ、宮崎へと向かいます。



(前へ:鹿児島から垂水フェリーで鹿屋市へ・航空基地と国鉄大隅線の博物館

(次へ:日南線の末端・駅訪問と鉄道生みの親の邸宅へ

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