1月の試験前休みに熊本から宮崎にかけて旅行してきました。どんだけ余裕あんねんって感じですが、覚えるだけなら移動中だってできますし、なにより息抜きになるので。
というわけで産交バスの天下、熊本県からです。やってきたのは三角(みすみ)地方。
三角は天草への玄関口。天門橋は昭和41年につくられた特徴あるトラス橋。これができたことで天草諸島の利便性は飛躍的に高まったそう。
三角は明治三大築港として数えられるほど貿易で栄えた町。明治から昭和初期にかけての近代建築が多く残されています。写真は小泉八雲も滞在したという旅館・浦島屋。
こちらは明治天皇即位50周年記念で建てられた洋館だとか。
いまでは全然人影のない静かな町となっていますが、当時はさぞ賑わっていたことでしょう。
時々映画のロケでも使われるよう。これを横浜というのは無理あるんじゃないかw
町を見下ろす丘の上には明治時代の簡易裁判所が残っています。
かつての郡役所も学校として現役で使われている模様。
三角はこれぐらいにして列車で八代へ。
バスケットボールサイズの果物を見つけ衝撃。 晩白柚っていう八代特産の柑橘類らしいです。重さは2キロぐらいあるのだとか。どうやって食べんねん。
この日は八代に泊まるので、肥薩おれんじ鉄道にちょっとだけ乗ってみることに。さすが平日の昼間だけあってガラガラです。
やってきたのは芦北町の玄関口・佐敷駅。
なんでこんなところに来たかというと、ここが「放課後ていぼう日誌」っていう好きな漫画の舞台だからとです…
肥薩線の白石駅にもポスターがありましたが、4月にアニメ化されるそうで楽しみなのですが…
とはいっても肥薩おれんじ鉄道は本数が少ないし、肝心の産交バスも1路線を除いて町から撤退してしまったので、芦北町の聖地を全部塗るのは時間的に厳しい。というわけで駅周辺をぶらぶらと散策することにします。
サギがいますね。足に絡まった釣り糸をとってあげる話おもしろかったな…
漫画でよく登場する特徴的な橋。このまま海沿いに歩いて行けば陽渚たちのよくいく堤防がありますが、時間の都合でカット。堤防なら午前中、三角でさんざん見たし、と思わないでもないが、それじゃ怒られちゃいますね。まあ聖地巡礼ではなく舞台訪問なのでゆる~く行きます。
駅そばには見覚えのある建物が。たこひげ屋ですね。瀬渡しもやっているよう。
駅の裏側には加藤清正がつくったという佐敷城の石垣が残っています。さすがに上までは行かないにせよ、ちょっと山道を登ってみることに。
上から俯瞰する構図はここからですね。佐敷駅も先ほどの橋も、さらにその奥には「ていぼう部」が釣りをしている堤防も見えました。
舞台訪問はざっとこんな感じでおしまい。熊本に来て気づいたことは結構みなさん海辺で釣りをされていること。綺麗な海のそばで暮らし、のんびりと釣りをして過ごすなんて至福だな~。もっとも、さすがに釣りをする女子高生なんて見かけませんでしたけどねw