小笠原諸島2日目、午前中は父島･大村集落の近辺を散策します。
まずやって来たのは集落を見下ろす丘にある大神山神社。
神社の裏から大神山の展望台まで簡単に登ることができます。ここからの景色がまた最高！どうやったらこんな海の色になるの？？
山頂付近には日本軍のトーチカがあり、一部は入ることができます。こんな見晴らしが良い場所ですから湾の防衛には最適な場所だったのでしょう。
山頂展望台までやってくると遮ることのない美しい大海原に感動。なんか涙出てきた…。
海上自衛隊の水上飛行機離発着場も見えます。離陸シーンは迫力満点だろうな。
山の上から見えた白砂のビーチに行ってみることに。二見港のすぐそばの大村海岸です。
とても東京都とは思えん。オリンピックここでやったら？
小笠原村営バス。1台でがんばっています。200円と良心的な値段。
島唯一の小笠原村立小笠原小中学校。母島島民用の寄宿舎もあるそうです。
島に初めてやって来た欧米系移民が建てたのが始まりの聖ジョージ教会。どことなくアメリカの田舎にありそうな、そんな雰囲気の建物でした。
集落裏手の都道を歩いていると、まさかの要塞神社の碑を発見…。
裏に回ってみると、「陸軍大将」の文字。戦時中か戦前の物らしいです。要塞神社の詳細は不明。恐らくこの場所にも陸軍の軍事施設があったのでしょう。
案の定、「要塞神社」からすこし山登りしたところに日本軍のトーチカの入り口がありました。
こちらは油屋。ジャングルの中にあり、廃墟と化しています。
さらに森をかき分けたところにも何かの施設が。もうガジュマルの密林に飲み込まれてしまっています。70年という時間は自然にとってはあっという間のようです。
山登りの末にやってきたのはウェザーステーション展望台。近くに気象庁の施設があるのが名前の由来。目の前に美しい小笠原の海が広がり、気持ちのよい場所です。
岬のすぐ先にザトウクジラを発見！
すごい巨体です。冬場はクジラとの遭遇確率が高いといわれるけど、こんなすぐ近くで見られるとは！
よくみると2匹います！ザトウクジラは今は子育てシーズン。親子だとのことです。
迫力満点の潮吹き（ブロー）！
親子のクジラ、こんな近くまで寄ってきてくれました。
最後は尾びれを見せてじゃあね！あ～すごかった。これ見ちゃうとクジラこれから食べられなくなるな笑
ほんとうに感動しました。言葉にはできないぐらい。もうこれだけ見て帰っても十分ってほどに。本当に小笠原に来て良かったと思った瞬間です。
またまた帰り際に見つけた旧日本軍の施設。小笠原で戦闘はなかったから使わずじまいだったんだろうけど。
山を下りる途中で二見湾を見下ろせる場所がありました。おがさわら丸も見えます。ほんと夢のような世界だな。
お昼は小笠原名物の島寿司（白身魚を醤油漬けにしたもの）とウミガメの寿司。ウミガメ？？とはじめは躊躇しましたが、けっこう弾力があっておいしい！手前の赤いのがウミガメの寿司です。小笠原ぐらいでしか食べられないので、貴重な体験ができました。（ちょっぴり可愛そうな気もしますけどね）
午後はレンタカーを使って山登りに出かけます！というわけでつづく。
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