【秋の若狭路に鯖を求めて】小京都・小浜の街歩き

さてさて久々の旅行です。日帰りなので、存分に遊ぶため、夜明け前の湖西線に乗車。


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座席に持たれて、うつらうつらしていると、まばゆい朝の光に起こされました。前日はゼミだったので眠い。


そう、今回の行き先は再びの福井。「鯖の季節だし…」と、秋の若狭路に遠出です。近江今津からJRバスに乗り換えて1時間ばかりで、小浜に到着。


古来、大陸から畿内への玄関口であり、江戸時代は日本海の水運の中継地点でもありました。いわば海の玄関口として、京都との結びつきも強かった町です。


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さすが小京都と言われるだけあって、趣深い町並みが残っています。


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どことなく広島の竹原を思い出すような町のつくりです。やっぱり小浜も商人の町ですからね。(一応お城はあったみたいだけど)


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保存地区の間に神社があるのもポイント高い。


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さて、小浜といえば「オバマ大統領!」じゃなくて、その昔、落語をテーマにしたNHK連続テレビ小説ちりとてちん」の舞台となりました。


自分自身は小学校低学年だったのであまり覚えていないのですが、まぁ面白かったように記憶しています。もっとも、純粋な幼少期ですから、母親が「面白い」と言っていたから、そういうものなんだと思い込んだだけなのかもしれませんが。


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ロケ地の常高寺の石段。石段の途中を小浜線の線路が横切るという珍しいスポット。


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常高寺の裏から、小浜市内が見渡せます。


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なんと、町並み保存地区の民家の上にニホンサルの群れがひなたぼっこしているのが見えました。


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小猿もいます。伸びてるw


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とても長閑な時間が流れる小浜の町ですが、40年前はそうではなかったようです。小浜の町の裏山である海望山公園は北朝鮮拉致事件が起こった場所。こんな所までポンポン船で乗りつけたとは驚愕です。


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しかし日本海とは思えないような穏やかな海だ。


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西側に見える半島の付け根に関電の大飯原子力発電所が見えました。さすが原発銀座、若狭湾。この狭い地域に14基もの原発が存在しています。


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原発どうこうは別として(私は脱原発した方がいいと思ってますが)、若狭って関西圏近いし、そんなに関電マネーに依存しなくてもやってける気はしますけどね。送電の技術的問題ですかね?


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名物の鯖定食を食べて腹ごしらえ。「味噌鯖」なんてもの、初めて食べましたが、絶妙ですね!骨も食べられてしまうほど柔らかく煮込んであるのに、皮はパリパリ。


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ひどいときには3時間に1本しかない小浜線。1日わずか13本と、普通なら非電化でもよさそうな路線ですが、電化されています。電化に際して「匿名の」寄付があったそうです。別に電化するのは悪いことじゃないし、匿名じゃなくてもいいと思うけど、隠さなければいけない事情があるんでしょう…。


少なくともこの若狭湾沿いの自治体に原発関連の雇用やお金が入っているのは少し町を歩けば感じます。それだけ利害関係があれば、地元では「原発賛成か反対か」なんて二分論で片づく話ではないのでしょう。


何のために原発があるかと言えば都市圏の電力需要ためにあるのだから、本当は地元だけじゃなくて我々も真剣に考えなければいけないと思うのですがね。


私の政治的主張は置いておいて、ここでは単なる街歩きにとどめたいと思うので、その点ご留意ください。だから「無駄な箱物」なんて言う気はサラサラないです。ただ、若狭湾に行って「綺麗な景色」だけ見て帰ってくるのはなんか違う気がするので、見たまま記録しようと思います。


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はい、旅行記再開です。午後は小浜線に乗り、舞鶴経由で京都へと帰ります。オバマからジョー(バイデン)、なーんて


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若狭高浜駅で下車。駅から歩くこと数分で高浜八穴という景勝地に行き着きます。ずいぶん有名スポットらしいですが、平日なので貸し切り。手前の芝生とのコントラストが美しい。大学生は時間に融通が利くのでいいですね。



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灯台の横から崖の先端へと出られます。というか、海底が見える…


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どこか小笠原諸島を思わす断崖絶壁。柱状節理かな。


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若狭湾ってリアス式なのかな?複雑に海岸線が入り組んでいるので景色が素晴らしいです。海も透き通っているし。


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すごく綺麗なのですが、次の小浜線まで相当時間があるので、一駅歩こうと思います。


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小学校裏に放射線のモニタリングポスト。


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久しぶりに見た「ナノシーベルト」だの「マイクロシーベルト」だのっていう単位。3.11の時の記憶があるからなんだかな。自分小学生だったし。


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高浜町と言えば、関電の取締役の「小判」受領問題で話題となった福井のドンの本拠地だった町。こんな巨大な役場と公民館見たことない…


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無人駅まで立派です。


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やっぱり「電源立地地域対策交付金」だとのこと。


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帰り、東舞鶴で接続が悪すぎて、時間ができたので少し観光。思えば一番初めに一人旅したのが舞鶴ですから、自分にとっての「はじまりの町」でもあるわけです。京都に住むと日本海が近くてイイですね。