カザフスタンには意外とソ連が残っていた(アルマトイ観光その2)



アルマトイは都会で、あまり見所がないという話でしたが、結構「ソ連」が感じられるスポットが多く、個人的にはとても興味深い町でした。


まず、ロープウェイ駅近くのバーガーキング。なんと、このアメリカ資本のチェーン店が入った建物が実に「ソ連的」なのです。嫌がらせか!


その写真がこちら。
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バイコヌール宇宙基地があるカザフスタンらしい!

こういう何を言いたいのか意味不明なソ連プロパガンダ装飾、結構好きです。


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町中には今にも崩れそうなソ連時代のビルがたくさんあります。この無駄が多い設計、なんなんでしょうね。


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アルマトイの中心部ではあまり見かけなかったですが、住宅街にはフルシチョフ時代に国策で建てられたアパート群が建ち並んでいます。その名も『フルシチョフカ』


さらに、町を東西に貫く地下鉄駅はとても豪華絢爛。開業は独立後ですが、工事はソ連時代から行われていました。

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まるで核シェルターか?っていうような深さです。


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こちらはアルマトイの鉄道駅。
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駅舎の装飾を見ると…ああ、鎌と槌!


さらに、町の中心部にある『28人のパンフィロフ戦士公園』にも勇ましい像が。
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この写真だけでは、このプロパガンダ像の大きさが分からないと思うので、もう一枚。f:id:Antonov-24:20190225230442j:plain
横を歩いている人と像を見比べてください。この像がいかに異常なほど大きいかが分かるはずです。


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そして、鎌と槌。


また、町から少し離れた郊外の公園には、ソ連時代の戦車や戦闘機が放置されています。

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これはミグ21戦闘機ではないか!


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戦車はよく知りませんが、年代物であることは確か。

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子供を本物の戦車で遊ばせる親の気持ちがわからないのですが。。。(左奥)

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ヘリもよく分からんが、ともかくバカでかい。


そして、遊具と化した戦車やら戦闘機やらを抜けると、そこにはあのお方がいらっしゃったのです。
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今回は少し長くなりすぎたので、レーニンさんには次回出てもらうことにしたいと思います。


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