ソ連車ウォッチング@ウズベキスタンの街角
今まで記事にしてきたソ連ネタの中で暴露?してきたと思いますが、自分は中央アジアに行ってからソ連車にハマって写真ばっかりとっていました。もともとソ連の鉄道は好きなのですが、まさか車にもソ連熱が広がるとは・・・。ウズベキスタンで車撮りした写真が大量にあるので、少しの間お付き合いください。
アフトヴァースはロシア最大の自動車メーカー。現在はルノー・日産の傘下ですが、このメーカーが「ラーダ」ブランドを売り出しています。ソ連車といえばコレ!っていうほどの名車です。

1929年創業の伝統ある自動車メーカーで、ヴォルガやチャイカといったソ連の高級車を生産していました。ソ連時代のモスクワにはチャイカ専用車線があったそう。

写真はヴォルガの1970年生産開始の型。ソ連国民が個人的に購入できる自家用車の中では最も大型のものだったとか。このフォルム、たまらなく好きです。
UAZ(ワズ)はもともと軍用車両メーカーだったそうです。写真は角の部分の丸っこい曲線とクリクリしたライトが魅力の「ブハンカ」。こんなかわいらしい車ですがこれも元々はソ連軍の兵站用につくられたのだとか。とても性能がいいらしいですよ。


ラーダってとてもカラフルなので見ていて楽しいです!あれは水色だ、今度は緑色が来た!!っていった感じ。

ブハラのアルク城の近くにて。

ラーダとヴォルガの共演!

ボコボコ道を走るラーダ

ブハラでは町を走る車の3割ぐらいが昔ながらの型のラーダでした。

工事現場で活躍中。

いったい何年製だ?というほど使い古されている感じがあります。

カガンの町にて。

サマルカンドのトラムから。UAZ-3303というトラックで、通称オタマジャクシ。

向こうの人はとんでもないものを屋根に積んでいました。これはまだましですが、中にはでっかいタンスを乗せている車もあったりして・・・

ソ連車だけでなく、ロバも大活躍中のウズベキスタンです。ロバってとろい生き物かと思っていましたが、それはどうやら動物園の中だけみたい。奴ら、本気になるととっても速いんです。ほんと、馬みたいにパカラッパカラッとかけていくのを目にしたときはびっくりしました。
ちょっとはソ連車の魅力が伝わりました?ソ連車って、形的には地味かもしれないけど、ライトやボンネットの意匠に魅力を感じますよね。無骨な感じが素敵です。
参考:
http://junji.la.coocan.jp/rotary/index.html
https://car-days.fun/blog/life/11302
(前記事:ソ連式3等列車でウズベキスタン!)
(次記事:中央アジアを旅行して感じたこと)
*