2018-01-01から1年間の記事一覧

アドリア海の港町トリエステ

トリエステの町はイタリアの東端、スロベニア国境にあります。 この街は第一次世界大戦までオーストリア・ハプスブルク帝国の支配下でした。フロイトやサウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐も一時期住んでいたことがあるようです。町並みもどこかウィ…

イタリア語only?ミラノ観光

行く前までは何かと不安が多かったミラノ。色々なブログを読んでいるとスリにあったとか、釣り銭をごまかされたとか・・・。結局そういう被害には遭わずにすみましたが。 ただひとつ困ったことは、ホテルのチェックインも、駅での切符購入も、道を教えてもらう…

列車で越えるイタリア・スロベニア国境

イタリア・スロベニア間の国境越えは主に2通りあり、国境の町ゴリツァで、徒歩で越境するか、イタリアの町トリエステから、スロベニアの首都リュブリャナまでバスで移動するのが一般的です。ただ、列車の本数は大変少ないものの、トリエステからリュブリャナ…

【チェコ共和国③ 】プラハ城と旧市庁舎の夜景

来週以降は大学卒業間近で予定が目白押しになるから、その前に駆け足投稿することをお許しください。今日でこの旅行記も最後です。 ハンガリーではキリスト教を広めたイシュトバーンが聖人になっているように、チェコでも布教に尽力したヴァーツラフが聖人に…

【チェコ共和国②】おとぎの国の路地裏散歩

乗合タクシーを降りて、まずやって来たのはアール・ヌーボー様式のプラハ市民の館。チェコの国民的音楽家で「モルダウ」を作曲したスメタナの名を冠したホールがあります。 この建物は1918年のチェコスロバキアの独立宣言が行われた場所でもあって、プラハ観…

【チェコ共和国①】チェスキー・クルムロフ

長かったオーストリアも今日でおしまい。宿のおばさんにお別れして、シュトューバイタールのバス停でインスブルック行きのバスを待ちます。 ぜんぜんメジャーな観光地ではないですけど、素朴で美しい村でした。あと一週間ぐらいのんびりしたかった。また機会…

【チロル②】シュトゥーバイ氷河で子羊に癒やされるハイキング

さてさて、続いてチロル3日目。今日もハイキングです。その前に、アルプスと言えばほとんどの方はスイスを思い浮かべると思いますので、ちょっと比べてみようと思います。 スイス チロル(オーストリア) 景色 誰もが唸るような絶景 綺麗 観光客 多い ぜん…

【チロル①】牧歌的なシュトゥーバイタール

オーストリアは日本と同じで国土の大半が山がちな国ですが、とりわけ西部のチロル地方はアルプス山脈の一端を成しています。 上の地図の紫色の線の内側がチロル州。もともとチロル伯の治めていた地域がそのまま州になっています。地図で見ると州が2つに分か…

ザルツブルクとインスブルック

ウィーンからミュンヘン行きの国際特急に乗って3時間ほどでザルツブルクに到着。宿は駅のそばの新市街にとったので、先に荷物を置いて観光です。 ザルツブルクは798年に大司教座が置かれ、歴代司教により統治されてきました。 まずやってきたのはミラベル宮…

【ウィーン③】ヴァッハウ渓谷の小さな村 デュルンシュタイン

今回はドナウ川下りの続きから。ウィーン郊外のメルクから船に乗っています。 ヒンターハウス城も騎士団のお城。ウィーン包囲のときにトルコ軍に破壊されたそう。 川になんかロープが架かっている。ロープウェーでしょうか? と思ったら、シュピッツ村のロー…

【ウィーン②】ドナウ川の畔のメルク修道院へ

さて翌朝はウィーンの郊外に一日小旅行します。郊外列車に揺られること1時間ばかり、やってきたのはヴァッハウ渓谷のメルクという町。 丘の上にそびえるバロック建築の優美な建物は、町のシンボルであるメルク修道院。 あまりにも大きくて、全体が写真に収ま…

【ウィーン①】麗しの都は物語の世界

ウィーンでは3泊しましたが、1日は郊外に行ってしまったので、市内を観光できるのは実質1日。最後の日はザルツブルクに向かうために朝早く民宿を立たなければいけません。 というわけで朝早くから思う存分、見物したいと思います。まずやって来たのはこの町…

【ブダペスト②】大聖堂とドナウ川の夜景

ヨーロッパって「古い建物が残っている」っていうののレベルが違うなぁ。そのまま200年ぐらい前に迷い込んだ感じだもの。 続いてやって来たのはペスト地区の聖イシュトヴァーン大聖堂。こちらは建国1000年を記念して建設がはじまり、1905年に完成したネオ・…

【ブダペスト①】王宮の丘と教会と地下迷路

はじめての海外ひとり旅。受験のときはこれだけを夢見てました。 世界史が大好きで、とりわけハプスブルク家に興味あるので、オーストリアとその周辺国をまわることに。小学生のときからお年玉だのお小遣いだのずっと貯めてきたので、それを崩して行こうとし…

因美線の木造駅舎巡りと岡山の秘境・阿波村へ

因美線は因幡国(鳥取県)と美作国(岡山県)を結ぶローカル線。とりわけ南側の津山~智頭間は直通列車が一日に7往復しかありません。 旅のはじまりは岡山県中部の津山から。むかしは山陰と山陽を結ぶ鉄道の一大ジャンクションだったのですが、今は急行も特…