越後一の宮・弥彦神社と新潟の豪農の館へ

ご無沙汰しております。法科大学院の前期は、それはもう陸に打ち上げられた魚のような気分で、テストが終わるまで生きた心地がしませんでした…。成績は思ったより悪くなかったので、そこはちょっとひと安心だったんですが、大学院って大変ですね。 しばらく…

京大卒業します!悩んでぶつかって、そしてこれから

4年間通った京都大学を無事に卒業できることが正式に決まりました。学部から卒業認定通った旨の連絡がありまして、いよいよ今度の24日は学位授与式です。 しかし、この間やっと大学の門を初めてくぐったかと思えば、もう卒業だなんて、と決まり文句を言いた…

紅葉と初雪のコントラスト!京都の奥座敷・愛宕山に登った

京都の人には、東の比叡山に対して、西の愛宕さん(愛宕神社)として親しまれている愛宕山。標高は924mで、山頂の神社に行くには麓から徒歩しか手段がありません。京都に暮らす以上、前々から気になっていたのですが、12月の頭に意を決して登ってきました。…

神戸のディープな路地裏散歩② 南米移民の苦難の歴史を知る

1908年に始まった南米移民。ブラジルなどの南米諸国に向かう日本人移民を乗せた船が旅立った街が神戸でした。1928年に完成した国立移民収容所の建物が残されており、「神戸市立海外移住と文化の交流センター」として、移住者が最後に過ごした日々や移住先で…

神戸のディープな路地裏散歩① ムスリムモスクからシク教寺院まで!

神戸は幕末の開港以来、日本随一の国際港として栄えました。そのため西洋人や華僑そして印僑(インド人)など貿易を担う外国人が居住し、国際色あふれる町となっています。 こうした外国人の祈りの場として、明治以降色々な宗教の寺院が建てられてきました。…

ジャンボフェリーとオレンジフェリーの違いを徹底比較!四国・岡山・広島から格安で関西へ

夜行フェリーのメリットは、寝ている間に目的地に移動できるため、時間とホテル代を節約できること。今回は四国と大阪・神戸を結ぶ夜行フェリーをご紹介します。オレンジフェリー(東予港~大阪南港) 愛媛県の東予港と大阪港を結ぶオレンジフェリー。新造船…

対馬からフェリーを乗り継ぎ神戸まで

九州郵船のフェリーがドック入りで、普段は唐津と壱岐を結ぶ「エメラルドからつ」が臨時代船に。ところがこの小型船では厳原から博多まで他船が5時間のところ、6時間も要します。そのため出発時間も早められました。朝、秀吉が築いた山城に行こうかと思った…

厳原城下町から対馬の禁足地オソロシドコロ

対馬の中心都市は厳原(いづはら)ですが、これは明治に新しく付けられた地名でして、江戸時代は府中と呼ばれ、対馬藩の宋氏の城下町として栄えました。この地にゆかりがある人物に雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)がいます。 雨森芳洲は近江生まれの対馬藩…

1日2本の対馬バスで海神神社とヤクマの塔

比田勝(上対馬)から厳原(下対馬)間の縦貫線は比較的新しいバスですが、そこから分岐する路線は対馬交通の古い車両が現役です。もっとも、旅情たっぷりなのはいいけど本数が少なすぎて予定を組むのに苦労しました。 慣れない土地で運転するのはちょっと怖…

ついに釜山が見えた!対馬の権現山に登る

1日目は上対馬の西泊というところの民宿にお世話になりました。今は比田勝が上対馬の中心で、韓国行きの国際航路も出ていますが、江戸時代は西泊が中心だったとか。 相変わらず対馬は星がすごいです! 夕飯は、宿のおじさんがオススメする比田勝の「三楽寿し…

カミムスビ神社と多久頭魂神社とツシマヤマネコ

「魏志倭人伝」に、「土地は山が険しく、深林が多く、道は鳥や鹿の径(みち)のようだ」と書かれた対馬も、上県(かみあがた)の佐護の辺りだけは本州のような水田風景が広がっています。野生のツシマヤマネコも比較的多く見かけるとかで、さてどうだか。 対…

フェリーうみてらし、風濤蹴天の玄界灘を越え神話の島へ

乗船するのは博多港22:30発、対馬の北端にある比田勝行きのフェリーうみてらし。五島列島に行ったときに使った博多ふ頭から出発です。 新造船ながら、オール2等で雑魚寝。他にバックパッカーが1人、地元の人が10人ぐらいでガラガラでした。ところが… 玄界灘…

【対馬前日譚】沖ノ島の秘宝と漢委奴国王の金印をみる!

司馬遼太郎の『街道をゆく』を読んでからずっと憧れていた対馬。路線バスとヒッチハイクと徒歩で島を縦断するというかなり無謀な旅ながら、やっと念願叶って訪問することができました。対馬に行きたかったのは3つの理由から。 まずひとつ目は「対馬の神社め…

紅葉のにしき神(仏?)のまにまに

週末の京都は久々に結構な人出でびっくり。出町柳のあたりとか、2年前より観光客が多かった。自転車で大学往復するのにいつもより時間がかかって、そういえば昔はこれが毎日だったなぁ~、私は何を驚いているんだと、ちょっと笑ってしまった。左京区でこれな…

尾道は晴れのちハレ!

秋の乗り放題パスで尾道へ。古くは「東京物語」から大林監督の「時をかける少女」「転校生」などの映画の舞台となり、世代によって何の聖地か分かれる町。自分的には「かみちゅ!」という少し昔のアニメとか、あと朝ドラの「てっぱん」とか。 お好み焼きとラ…

岬めぐりのバスで丹後半島②(経ヶ岬~宮津・西舞鶴)

前回の続き、経ヶ岬のひとつ手前の柚志バス停で下車しました。京都府民が住む北限の集落です。特に用事はないけど、最果て好きな者ですから…… ん?なんか干してある…… なんとイカです!猫とかカモメとかいたら狙われそうだけど、堂々と干しているところをみ…

岬めぐりのバスで丹後半島①(福知山~間人)

秋晴れなのにどこにもいかないのも癪なので、列車とバスを使って丹後半島を一周してきました。京都市内から山陰本線の始発に乗ると福知山で京都丹後鉄道の快速大江山1号に接続します。特急料金なしで「丹後の海」に乗車できるのです。(といっても3セクはも…

お盆

昨日、京都は五山送り火でした。通りからちらっと見た程度でしたが、だいぶ規模縮小されていました。 去年はGoTo混みの京都を脱出して福井に行っていたので、前回送り火を見たのは2019年。そういえばブログに書いていなかったので、今更ながらアップします。…

出雲神話と中国山地の旅(津山から奥出雲まで)

10年ぐらいぶりに出雲大社へ参拝してきました。毎度のことながら、なるべく安く行きたいので、ローカル線で岡山県北部を寄り道しながらいきます。 遷喬尋常小学校(岡山県・真庭市) 津山から姫新線に乗り、まず降り立ったのは久世駅。明治40年開校の遷喬尋常…

台湾の巨匠・侯孝賢監督の『悲情城市』ほか

そろそろ台湾が恋しくなってきたので、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の作品を見ることに。香港映画とか韓国映画とかなら馴染みもあるのですが、台湾映画を観るのはこれがはじめて。前回、台湾を旅行したのが2019年の夏ですから、もうすぐあれから2年にな…

今年とっておきの風景ベスト10!【2020年】

3年目にして初めての企画なんですけどね、都道府県魅力度ランキングなるものに勝手に対抗しようというわけです。あんなん魅力度じゃなくて、知名度やん!! そうはいっても大昔の写真引っ張ってくるのは面倒なので、この一年(2019年12月15日から2020年12月1…

【秋の若狭路に鯖を求めて】小京都・小浜の街歩き

さてさて久々の旅行です。日帰りなので、存分に遊ぶため、夜明け前の湖西線に乗車。 座席に持たれて、うつらうつらしていると、まばゆい朝の光に起こされました。前日はゼミだったので眠い。 そう、今回の行き先は再びの福井。「鯖の季節だし…」と、秋の若狭…

夏色に染まる越前の山懐へ

旅をしないと情緒不安定になるぐらいの旅行中毒なのに、臆病だから人目を気にして遠出は怖い。というわけでバランスをとって隣県の福井に行ってきました。じっくり見たのは初めてですが、日本の原風景ともいうべき美しい景色が広がっていました。 まずやって…

「3密回避」で帰省大作戦!

教室で期末試験をやるということだったのに、大学でクラスターが発生して急遽オンライン試験に。しかも前日に発表されたので、こっちはてんやわんや! オンラインテストなら実家でも受けられるし、それならと半年ぶりに帰省したのですが… ご存じの通り、こん…

宵の京都・貴船川にホタルを探して

お久しぶりです。ちょっと厄介な課題がありまして、図書館に籠もりっきりになっていました。大学生になれば遊んでられるって高校では聞いていたのに、おかしいなぁ...(笑) おまけに、「4月の休校分の補講」と称して、教授が大量の音声ファイルをアップロ…

万葉まほろば!日本最古の大神神社と山の辺の道

ここ1週間ばかり、ゼミ発表の準備に追われていました。オンライン発表には慣れておらず試行錯誤でしたが、課題も終わったので、今日は久しぶりの旅行記です。一度は行ってみたかった、日本最古の神社、奈良県の大神(おおみわ)神社に行ってきました。 大和…

「偽汽車」伝説の山陰本線・船岡駅(近代と民俗学②)

前回の「いつから日本人は狐に化かされなくなったか」という話の中で、「偽汽車」伝説に触れたわけだが、京都にも「偽汽車」伝説が伝わるところがある。 その舞台は山陰本線の船岡駅。京都から福知山方面に1時間ほど行ったところにある、丹波高地の秘境駅だ…

いつから日本人は狐に化かされなくなったのか(近代と民俗学①)

柳田國男の『遠野物語』と聞いたら、誰しも「ああ、河童とか狐とか出てくるやつね~」ぐらいの知識はあると思う。だけれども、狐に化かされた話だの、幽霊や怪奇現象を集めた話だのはそれ以前にもあった。たとえば越後の伝承や風俗を紹介した鈴木牧之の『北…

天橋立を見下ろす桜山と大江山の古社巡礼

京都のいいところは、ちょっと郊外に出ればすぐ田舎になること。先週末、町の閉塞感に疲れてきたので、ふらっと山陰本線の始発列車で京丹後まで足を伸ばしてみました。(隣府県で緊急事態宣言が出た今となっては、こういう外出も難しくなりそうですが…。) …

【早春の京丹波】須知小学校と室町時代の寺社仏閣めぐり

最近、暗いニュースばっかりで「コロナ鬱」になる人が増えているのだとか。自分も京都の下宿に籠もりっきりで鬱々してきたので、あまり人と接触しないよう、車を借りて京都北部の廃校や神社をめぐることにしました。 京都縦貫道を走ってやってきたのは丹波IC…