京大卒業します!悩んでぶつかって、そしてこれから

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4年間通った京都大学を無事に卒業できることが正式に決まりました。学部から卒業認定通った旨の連絡がありまして、いよいよ今度の24日は学位授与式です。


しかし、この間やっと大学の門を初めてくぐったかと思えば、もう卒業だなんて、

と決まり文句を言いたいところですが、高校卒業と大学入学が2018年。平成ですよ、マスクなしの時代ですよ、今となってはもう忘却のかなたって感じですね。


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思い出の詰まった学生証(2代目)ともお別れ。あちこちのみどりの窓口やフェリーターミナルで学割購入のときに酷使したため、知らない間になんか曲がっています・・・


私は法学部生で、ゼミでは国際法や国際政治を専門に履修していました。


本当は旅行記よりも、普段の学生生活について書いた方が面白いこと書けたのかもしれません。ただ、今までブログの中では、ちょっと愚痴をこぼしたことはあっても、大学のことや私自身については書いたことはありませんでした。


というのも私はあまり自分語りは得意じゃないし、そういうの書いている暇があったらアルバイトして旅行したいというのが理由なのですが、今日はせっかくの節目なので、自分のこれまでとこれからどうするかについて色々書き残しておきたいと思います。

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といって続きを書こうにも、あまりにも昔からはじめてもどうしようもないし、想い出にいつまでもこだわるのは好きじゃないので、将来に関係することだけ。


高校生の時のこと

私は最初は理系に進もうと考えていました。しかし肝心の物理がいくらやっても成績が振るわない。その反面、英語や社会は得意だったので担任の先生に「ああ、君は典型的な文系だね」と言われ、自分でも「そうだよな~」と。


だから、はじめは入学後に理転できる大学を考えました。ただ勉強を続けているうちに文系分野にも興味が湧いてきて、そして知らない間に理系願望は消えていたのです。


で、次になぜ法学部を選んだかといいますと、これも本当に恥ずかしいのですが、父が「文系なら法学部が無難だよ」と言ったから。私はそれこそ歴史や文学や民俗学に興味がありました。そう父に言うと「高校生の頃から経済や法律に興味ある子なんて少ないよ。でも潰しがきくから法学部がいいんじゃないかなぁ」


公務員だったうちの父からすると法学部が理想だったのでしょうが、当たり前だけど大学って就職のために行くんじゃないと思いますけどね。ただ、「○○を勉強したいというのが明確にないと文学部はなんとなく時間が過ぎるだけだよ」というのは、将来を決めかねている自分にとって妙に説得力があったので、法学部を受けました。


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ここまでだいぶ前の話をダラダラ書いて、結局何が言いたいかというと、進路決定に際して私は他人に言われるがままでした。流されやすく自己主張がない。自分の未来を真剣に考えていたのか怪しかったのです、全く恥ずかしい限りですが。


大学生活、悩んでぶつかって

だから、いざ法学部に入っても特に何かしたいわけではありませんでした。将来についても、父みたいに国家公務員試験を受けようとだけ漠然と考えていました。京大の法学部は全体の4分の1が留年します。ハードと言われているけど、実際のところはみんな遊びすぎ。入学するなり「ウガンダ行かない?」と誘われるぐらい、変な人が集まる学校です。


私も1回生の頃からスーパーの早朝バイトから家庭教師、さらに単発で深夜の工場バイトまでして、そのお金で海外や国内の離島など方々に出かけては遊び歩いていました。それはいまさら書く必要ないですね笑


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で、大学3回生。いよいよ就職活動です。


そろそろ将来を真剣に考えなきゃと思ったら、新型コロナウイルスの大流行。ただでさえ慣れない就活なのに、気持ちが鬱々する。おまけにインターンでもみんな画面越しだからギクシャクして窮屈ったらありゃしない。同級生にも直接会えないから、悩みも相談する相手もいない。今から思うと、知らない間に自分を追い込んでしまっていました。


antonov-24.hatenablog.com
↑この頃、溜まりかねて福井に脱出したときの記事。今見ると感慨深いなぁ。九頭竜川の清流に癒やされて、和やかな気持ちになった。福井県に住みたいよ~^^)


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ともかく、もう将来を本気で悩みました。自分の人生、行き当たりばったりで「何がしたい」って今までなかったんじゃない?そんな自分が社会に出てやっていけるの?って。


そんなとき、年の離れた一番上の姉が相談にのってくれました。私と違って姉は天才肌で「我が道をゆく」タイプでした。昔はそんな姉が羨ましく思えたこともありました。


その姉が、「いやいや、順風満帆な人生なんて、そう見えるだけだって。みんな行き当たりばったりだって。だけど、そうやって藻掻いているうちに何か見つかるんだって」


い~かげんな。


はじめはそう思いました。だけどよく考えてみると、私も自分から進んで文系を選んだわけではないけど、勉強するうちにその面白さが分かってきたし、法律だって、1回生のときは何が面白いのやら、と政治学に逃げていたけど、続けてみると案外興味を持てた。


確かに私はいままで受け身な人生だったけど、「他人任せ」っていうのはきっかけにすぎなくて、むしろ面白さや興味を持てたから続けられたのでは、そんな気がしたのです。そう思うと、自分に対するネガティブな気持ちが少しおさまって、気分が軽くなった気がしました。


そして大学院受験することに

改めて、自分が何がしたいか、真剣に考えました。このまま就職するのか、あるいは別の道に進むのか。細かいきっかけや内容は長ったらしくなるので省きますが、結論を言いますと、大学に残ってもう少し法律を勉強して法曹になりたい、と思うようになったのです。はじめての自発的意思決定です、恥ずかしいことに。いったい何歳だよ。


ただ、もう9月は目前。いくら国家公務員試験と科目は似ているとはいえ、法科大学院試験はこれまでのいい加減な私と違って、本気で司法試験を目指す人が行くところなので、落ちる人は容赦なく落とされます。京大の中の定期試験で普段からオールAを取れる人でないと入学試験に受かるのは難しいところ、私は1歩も2歩も遅れをとっていました。


そんなわけで挽回すべくここから1年弱、真剣に勉強し続けました。従って2020年と2021年はほぼブログ更新も旅行もできず。


それで無事に翌年9月には慶應ロースクールに受かり、12月には京大の法科大学院からも合格を頂くことが出来ました。


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というわけで、今度の4月からも京大生です。院を卒業する頃には24歳!なんか、知らない間に時間経っていそうで怖いですが、まぁ自分で選んだ道ですから。


あと将来のことを考えて、院に行っても英語だけは続けたい。


外国語を勉強するのは英語に限らず好きです。なにより法律ばっかり勉強していると頭が固くなりそうなので、毎日1時間ぐらいは英語の時間を作りたい。私のゼミは毎週、大量の英語文献を読んで討論しなきゃいけなくて、読むことに抵抗はないのですが、会話もスラスラできたらいいな。将来、仕事で英語使えるようにもなりたいし。


ブログ休止のお知らせ

それでなんですが、学部ですら授業が始まると多忙になったことを考えると、院に行くと予習復習に追われて、もうブログを更新したり旅行をする余裕はなさそうなのです。ブログ上のつながりのあった阪大の学生さんも院行ったらブログ止めてしまったし、そりゃ大学院生は学部生と違って尻に火がつくぐらい勉強しないと駄目ですよね。


そんなわけで、4年も続けたブログなのでちょっと心残りですが、これからは将来のため一生懸命勉強したいので、今回以降、落ち着くまでブログを止めます。


本当は時間の許す限り京都のお気に入りの場所でも紹介したいところなのですが、もしブログを続けるとすると自分の中の悪魔の誘いが聞えてくるのは間違いないので、はっきりと区切りをつけたと自分に言い聞かせるために、こうして宣言することにしました。こうでもしないと私は自分に対して弱すぎるのです・・・


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拙ブログが4年も投稿を続けてくることができたのは、皆様がはてなスターで応援してくださったからです。本当に感謝してもしきれません。これまでたくさん至らないところがあったと思いますが大目に見てください。


はてなユーザー以外にもずいぶん助けられました。旅行記SNSでシェアしてくれたり、検索からたどり着いて記事をたくさんチェックしてくれる人もいました。今までで一番びっくりしたのは、五島列島の木造校舎を探索したときに、実際にその学校を卒業した島民の方がコメントをよせてくださったことですかね。


ともかく、今まで一度でも見てくださった方すべてにありがとうといいたいです。


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こうやって振り返ると、私は2回生まで将来のことを気にせず旅行をして遊んでばかりでした。ちゃんと1回生の頃から準備をしてアメリカの名門大学院に行くような次元の違う同級生の話を聞くと後悔もありますが、たくさんの思い出ができました。それより、これから先は私も気持ちを入れ替えて、目標に向けて精一杯、集中してがんばります。


この先もできる限り皆様のブログに遊びに行きたいです。まだ先のことは分かりませんが、もし戻ってくることがあるとすれば、その時にはどうぞ優しくして下さい・・・。


これを書くのに朝5時ぐらいから起きているのですが、文章下手もあって1時間近くかかってしまいました。これから卒業祝いの打ち上げで、朝の山陰本線に乗って但馬海岸を周遊してくる約束があります。最後だから、ね・・・


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というわけで今朝はこの辺で筆を置く、じゃなかった、ノートPCを閉じることにします。最後は大好きな沖永良部島の風景とともに。それでは、今日もありがとうございました。


ではでは!