東側の旅行記
今まで記事にしてきたソ連ネタの中で暴露?してきたと思いますが、自分は中央アジアに行ってからソ連車にハマって写真ばっかりとっていました。もともとソ連の鉄道は好きなのですが、まさか車にもソ連熱が広がるとは・・・。ウズベキスタンで車撮りした写真が大…
サマルカンドを離れ、いったん首都のタシケントに戻ります。高速列車アフラシャブ号は満席だったので、ロシアのヴォルゴグラード発タシケント行きの夜行列車に乗ることに。普通は2時間のところ4時間以上もかかりましたが、おんぼろ客車に乗るという貴重な体…
町の外れにあるサマルカンドの駅を8時に発つ列車に乗らなければならなかったので、宿を6時にチェックアウトしました。 旧市街の外れにあるトラムの駅まで歩きます。まだ日の出前で人通りは全くありませんでしたが、夜明けのサマルカンドの町は絵画のような美…
サマルカンドは14世紀頃に中央アジア一帯を支配したティムール帝国の首都があった都市。その当時の遺跡が町のあちこちに点在しています。そんなサマルカンドの町を1日かけてじっくりと見物してみました。 ティムールが、その妃ビビのために1404年に造らせた…
この日はブハラから200kmぐらい東にあるサマルカンドまで移動。ティムール帝国の都だった町です。 ブハラ駅は近代的な駅舎です。 駅前にある帝政ロシア時代の宮殿。ニコライ2世の視察のために造られたが、結局訪問が実現することはなく、ソ連時代に鉄道労働…
どこまでも続く砂漠。この果てしない不毛の地に、抑留され、骨を埋めることになった沢山の日本人は一体何を思い、感じていたのだろうか。 ウズベキスタン西部のカガンという町に、日本人墓地がある。第二次世界大戦後にソ連に連行され、強制労働に当たり、現…
ウズベキスタン西部、ブハラ=ハン国の中心として栄えた町を散策してみました。旧市街に入ると、ミナレットというイスラーム特有の塔がまず目に飛び込みます。 ブハラのミナレットは他のイスラーム圏ではちょっと見られないユニークなもの。というのも、普通…
現在のタシケントは区画整理された近代計画都市で、特にシルクロードの面影はありません。しかしながらウズベキスタンの中にはかつての雰囲気を感じることができるオアシス都市がいくつか残っています。今回の旅ではまずブハラへ。 ブハラはタシケントから西…
今回の中央アジア旅行で、ソビエトの地下宮殿とも称されるタシケントメトロの全駅を制覇してきました。そのなかでも印象に残った駅を紹介したいと思います。 Космонавтлар駅 (宇宙飛行士駅)名前の通り、駅の建築装飾は宇宙をテーマにしています。壁面には…
よく「ウズベキスタンの首都タシケントは大都会で見所はあんまり無い」といわれ、観光コースから外されるそうです。だが本当にそうだろうか? ソ連車ヴォルガやラーダが爆音を立てながら道路を行き交い、ソ連のおんぼろ地下鉄が町中を走り、崩れかけた墓石の…
今回の旅ではアルマトイ(カザフスタン)からタシケント(ウズベキスタン)まで夜行列車を利用しました。途中キルギス領にも入り、800kmを17時間かけて走ります。今記事は乗車記その③国境編です。 antonov-24.hatenablog.com antonov-24.hatenablog.com 長か…
今回の旅ではアルマトイ(カザフスタン)からタシケント(ウズベキスタン)までの国際夜行列車を利用しました。大草原の中800kmを17時間かけて走る列車です。 部屋はこんな感じの二人個室。私のベットは上段で、下段はロシア系カザフスタン人のおばさん。ア…
今回の旅ではアルマトイ(カザフスタン)・タシケント(ウズベキスタン)間の夜行列車を利用しました。800kmもの距離を17時間かけて走ります。 運行はカザフスタン鉄道。カザフ発、月・水・土の週3便で、アルマトイを19:32分に出発し、タシケントに11:54分に…
そもそもカザフスタンに行く日本人は少ないので、一体この記事が役に立つのか分からないけれど、やっぱり旧ソ連に行くからにはレーニン像を見ときたいはず! レーニン像は、ソ連崩壊とともに、その多くが人々によって引き倒されました。ロシア本国では結構残…
アルマトイは都会で、あまり見所がないという話でしたが、結構「ソ連」が感じられるスポットが多く、個人的にはとても興味深い町でした。 まず、ロープウェイ駅近くのバーガーキング。なんと、このアメリカ資本のチェーン店が入った建物が実に「ソ連的」なの…
ホテルカザフスタンの横から、ゴンドラが出ており、郊外のコクトベの丘まで往復2000テンゲ(600円)で行くことができます。 「天山山脈の麓の街」というと聞こえがよいですが、アルマトイはソ連の時代から公害がひどい町として有名でした。私が行ったときも…
2月の終わりにカザフスタンからウズベキスタンにかけて一人旅してきました。 まずは仁川空港から直行便でカザフスタン南部のアルマトイへ。深夜到着だったのでちょっと不安だったのですが、無事、タクシーを捕まえてホテルへ直行。運転手が誰かと電話しなが…
以前の記事で、トリエステ→スロベニアの列車について取り上げたので、今回は町歩きメインにしたいと思います。 スロベニアの首都リュブリャナは小さな街ですが、すっごくかわいらしいのです。道にはお花が飾られているし、ゴミも落ちていないし。 町の中心に…
イタリア・スロベニア間の国境越えは主に2通りあり、国境の町ゴリツァで、徒歩で越境するか、イタリアの町トリエステから、スロベニアの首都リュブリャナまでバスで移動するのが一般的です。ただ、列車の本数は大変少ないものの、トリエステからリュブリャナ…
来週以降は大学卒業間近で予定が目白押しになるから、その前に駆け足投稿することをお許しください。今日でこの旅行記も最後です。 ハンガリーではキリスト教を広めたイシュトバーンが聖人になっているように、チェコでも布教に尽力したヴァーツラフが聖人に…
乗合タクシーを降りて、まずやって来たのはアール・ヌーボー様式のプラハ市民の館。チェコの国民的音楽家で「モルダウ」を作曲したスメタナの名を冠したホールがあります。 この建物は1918年のチェコスロバキアの独立宣言が行われた場所でもあって、プラハ観…
長かったオーストリアも今日でおしまい。宿のおばさんにお別れして、シュトューバイタールのバス停でインスブルック行きのバスを待ちます。 ぜんぜんメジャーな観光地ではないですけど、素朴で美しい村でした。あと一週間ぐらいのんびりしたかった。また機会…
ヨーロッパって「古い建物が残っている」っていうののレベルが違うなぁ。そのまま200年ぐらい前に迷い込んだ感じだもの。 続いてやって来たのはペスト地区の聖イシュトヴァーン大聖堂。こちらは建国1000年を記念して建設がはじまり、1905年に完成したネオ・…
はじめての海外ひとり旅。受験のときはこれだけを夢見てました。 世界史が大好きで、とりわけハプスブルク家に興味あるので、オーストリアとその周辺国をまわることに。小学生のときからお年玉だのお小遣いだのずっと貯めてきたので、それを崩して行こうとし…