小京都として、また幕末の歴史の舞台として有名な山口県の萩。もっとも、日本海側にあるため、アクセスしずらいのが難点。今回、旅行するにあたり、大阪から萩へ、公共交通機関を使って格安でアクセスする方法を比較してみました。
なお、時刻、運賃は2023年9月の平日です。高速バス、新幹線、夜行フェリーは日によって運賃が変動するので、参考までにしてください。
ルートの比較
夜行バス | 新幹線+バス | 昼行バス+列車 | フェリー+電車+バス | |
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運賃 | 9,200円~ | 10,300円~ | 6400円~ | 7970 円~ |
所要時間 | 11時間55分 | 5時間19分 | 9時間37分 | 16時間38分 |
大阪から萩に行く場合には、近鉄の夜行バスが便利。詳しくはこちら。
Dep | 時刻 | Arr | 時刻 |
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大阪駅前 | 21:45 | 萩バスセンター | 09:40(翌) |
運賃は9200円から11400円です。乗り換えはなく、仕事帰りにシャワーを浴びてから乗っても間に合う時間なのがうれしい。乗車時間は12時間ですが、高速バスで寝られる人にはいいかもしれません。
格安で新幹線を使いたいなら、日本旅行のバリ得ひかり・こだまが安い!
Dep | 時刻 | Arr | 時刻 | 手段 | 運賃 |
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新大阪駅 | 06:06 | 新山口駅 | 08:38 | ひかり591号 | 8700円から |
新山口駅 | 10:15 | 東萩駅 | 11:25 | 高速便(スーパーはぎ号) | 1600円 |
この場合、1万円ちょっとと、夜行バスとあまり変わらない値段で萩まで行くことができます。もっとも、午前中はほとんど移動に費やされてしまうのが難点です。しかしながら、夜行バスより疲れはたまらないのではないでしょうか。
山口県萩市の隣町である島根県益田市まで、JRの昼行バスが出ています。時間はかかるけれど、安いのがポイント。益田から萩までもJR山陰本線で1000円以下なので、格安で行くことができます。
Dep | 時刻 | Arr | 時刻 | 手段 | 運賃 |
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JR大阪駅 | 09:20 | 益田駅 | 16:55 | 浜田道エクスプレス1号 | 5500円から |
益田駅 | 17:47 | 東萩駅 | 18:57 | 山陰本線 | 990円 |
ただ、この場合ですと移動だけでまる1日取られてしまいます。
最後は、安く、そして夜のうちに移動して観光に目いっぱい使いたい人におすすめのルート。今回、私はこのルートで行くことにしました。
Dep | 時刻 | Arr | 時刻 | 手段 | 運賃 |
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大阪南港 | 17:00 | 新門司港 | 05:30(翌) | 名門大洋フェリー | 5000円~ |
門司駅 | 06:21 | 下関駅 | 06:28 | 山陽本線 | 1370円 |
下関駅 | 06:53 | 新山口駅 | 08:05 | 山陽本線 | (通し) |
新山口駅 | 08:10 | 東萩駅 | 09:38 | 防長バス | 2090円 |
デメリットは、乗り換えが多すぎなことと、出発が早すぎること、時間がかかりすぎることです。しかしながら、移動時間に関していえば、瀬戸内海の船旅という非日常を味えるため、そんなに退屈はしないのではないでしょうか。
また、新山口からのバスに関しては、高速便であるスーパーはぎ号を使えば、今ならキャンペーンで1600円で速達便に乗ることができます。これを利用すれば、大阪からの通しの運賃は7970円とずっと安くなります。詳しくはこちら。
このルートは、ついでに下関観光も組み合わせられる点もポイントが高いです!
ぜひ検討してみてください。