椰子の木揺れる菁桐駅・平渓駅と街角あるき

というわけで、やってきました菁桐駅。自分は木造駅舎が大好きで、日本国内でもあちこち見て回っていますが、菁桐駅が今まで訪れた中で一番好きな駅になってしまいました。


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駅舎外観。椰子の木が特徴的ですね。


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チッキの台も残っています。乗降客数50人で駅員がいるって言うのも凄いと思うけど。


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線路の反対側から列車と木造駅舎。ホームより低いところに駅舎があるっていうのは日本にもよくあります。


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改札。本当に優れている。この白を基調にした感じがたまりません。


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唯一変わったことといえば、駅舎内に蒋介石肖像画掲げられていること。


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駅舎と線路を挟んだ反対側にお茶屋があったので入ることに。


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バナナのかき氷だかジェラートだかのようなものを注文。早く町歩きしたかったので急いで食べたらキィーンと頭に響いて…


こういうのはゆっくり食べるべきだと学習。


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お茶屋から線路を一望。なんだかんだ木造駅舎を上から眺めたのは初めて。
本当によく手入れされていると思います。


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列車は1時間30分後なので、お隣の平渓駅まで線路に沿って歩くことにしました。


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で、平渓の街に到着。山道ですが30分かかりません。


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前回書いた平渓線名物のランタンを上げるカップル。
日本でやったら間違いなく列車止まります。


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危ないなぁーと思ったらやっぱり禁止されていました。
取り締る側も本気じゃないみたいだけど。


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平渓の裏山に残る防空壕


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こんな感じで散策して平渓駅へ。正直言って平渓の街は何もありません。のどかな田舎ってかんじ。自分は気に入りましたけど。


散々歩いたので、なんだかもう十分老街に行く気はしなくなりました。人混み嫌いだし。
というわけで、この後は素直に台北に行こうと思ったのですが…


列車が十分に着くと凄い数の人が乗り込んできます。車内は通勤ラッシュの山手線状態に。日本語も聞えてきました(というか半分ぐらい日本人)。「台湾って意外と日本人いないんだなぁー」と思っていたけれど、それは今までマイナーな場所ばかり回っていたからのよう。有名観光地は日本人だらけです。


この大量の客は瑞芳駅から台北行きの区間快速に乗るんだろうなぁー、今、座席に座っているから降車するのは最後の方になるし、次の電車で座れる見込みはない。台北まで立ってるのやだなぁーと思い、東部幹線のもう一つの乗換駅である猴硐駅で下車。一本やり過ごすことにしました。


猴硐駅は猫の駅として有名らしく、至る所に猫がいました。


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そこにいちゃ…邪魔でしょ。


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おいおい…


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というわけで台北方面に向かう区間車に乗車。
目論見通り、ガラガラで余裕で座れました。


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台北に到着。駅前の宿に投宿したあと、晩ご飯を求めてちょっと町歩きします。


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一応、台北まで来たので台湾総督府へ。


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白色テロル犠牲者の記念碑。丁度、夕陽が総督府のシルエットを映し出します。


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ご飯をお腹いっぱい食べて店を出るとどっぷりと日が暮れていました。


もう台北はこれぐらいで十分かなと思うので、明日は西海岸に足を伸ばしてから沖縄行きの飛行機に乗ろうと思います。


(前へ:海辺の八斗子駅から草にうずもれる平渓線に乗って

(次へ:新竹で日本統治時代の建築めぐり!


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