小笠原諸島3日目。朝7:30の船で父島から母島へとやってきました。今日は山道15キロ歩きの限界旅行。お昼過ぎまでに母島最高峰(460m)の乳房山に登り、それから母島最南端の南崎と小富士へ、そして帰りは歩いて集落に戻るという、泣く子も黙るようなそんな強行軍。限られた時間で全部回ろうとするからそうなるんだけど、果たして無事に目的達成できるのか?
さっそく乳房山登山開始。母島でもトーチカ発見。
B29が爆弾を落としていってできた窪地。もう植物がだいぶ生い茂っています。
目の前にガジュマルの大木が現れました。
日本一のガジュマルを自称している沖永良部島を優に越えているのはここだけのはなし。
特別天然記念物であり絶滅危惧種でもあるハハジマメグロ 。まさかこんな間近でご対面できるとは!!こう見ると保護色ですね。つぶらな瞳がかわいいです。
母島最南端の南崎が綺麗に見えます。あとであそこを歩くことになるのか…。
ワラビとシダ植物の密林をひたすら山登り。
途中、こんなハシゴが2箇所もあります。なんで島に来てジャングル探検しているの??
1時間ほどで乳房山山頂へ。沖村集落が遙か彼方に見えます。それにしても最高の天気だしいい眺め!どこまでも広がる青い海…人間ってちっぽけだなって思う瞬間。
母島の東海岸は断崖絶壁になっています。なんか海の色が凄いことになっている。
浅瀬になっているとあんな水色になるんですかね。
トカゲがいました。外来種のグリーンアノールです。これが入ってきて固有種のオガサワラトカゲが減ってしまっています。外来種対策が小笠原の喫緊の課題なのです。
集落に降りて少しの間散策することに。ロース記念館は1917年に建てられた砂糖倉庫を活用した郷土資料館。なかなか趣のある建物です。
母島小中学校は東京都最南端の学校。児童数はどれだけいるんだろう?けっこう移住者も多いと聞くけど、高校に行くには父島に出なければいけません。
これが母島のメインストリート。まあ人口300人ですからね。のどかな感じ、気に入りました。
お世話になるのは「民宿つき」さん。ご飯もおいしいし、とても居心地の良い民宿でした。こちらで一休みしてから、宿の方に都道最南端まで車で送っていただき、午後は海がものすごく綺麗だという南崎と小富士に向かいます。
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