奄美 路線バスの旅③ 奄美の最北端!笠利崎灯台へ

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喜界島で船が欠航したために思いがけず行くことになった奄美大島。4泊5日もしていましたが、ようやく夜には鹿児島行きの船が動くそう。朝起きると沖縄行きの船が無事入港していました。なんとか今日は島から出られそうだ・・・


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せっかく奄美群島最南端の与論島に行ったのだから、最北端の笠利崎にも行こうとバスに乗ります。しまバスの日産ディーゼルに乗車。笠利行きと出ていますが、実際には空港でマイクロバスに乗り換えなければいけません。


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浦島太郎伝説の原型は奄美の寓話なのでは?という話があるよう。


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というわけでやってきた笠利崎。奄美群島最北端であり琉球王国の最北端です。


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明らかに日本ではない景色の中を進むと・・・


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これが奄美最北の地。地元の方の話だと沖合で太平洋と東シナ海がぶつかっているのが分かるというのですが・・・どうかな?


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遙か彼方に喜界島が見えます。5日前はあそこにいたのか。


バスが二時間後なので灯台の上でひたすらボーッとしていると福岡から観光に来たという夫婦が声をかけてくれました。そしてレンタカーに乗せてくれるとのこと。本当に助かりました。お話も面白かったし。


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奄美大島随一の観光地、あやまる岬。もう台湾、沖縄、奄美と2週間近く滞在しているけど、いよいよ今日で青い海とお別れなのかと思うとちょっと名残惜しいです。


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しばし海辺で遊んでいました。何気ない時間が幸せだな。


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ソテツともお別れか、なんて思いながらバスを待ちます。


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時間が中途半端だったので再び龍郷線に乗車。


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平日は大型車で運行しているようです。


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いや~この海の色、たまらん。瀬戸内町が奄美大島で一番という人が多いけど、個人的にはこっちの方が気に入りました。


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再びの瀬留教会。


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日野 レインボーに乗り安木屋場(あんきゃば)バス停で降ります。


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ここにも立神がありました。バスの運転士さん曰く、ここの名物はソテツ群落ぐらいだとのことですが、船までゆっくりのんびりしたいので集落をさまよいたいと思います。


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トンネルの先、ジャングルをかき分けていくと、地元の方しか知らないビーチがあるらしいので行ってみました。誰もいないし、最後にこの景色を見ることができて幸せ。


いよいよ名瀬市内へ帰ります。安木屋場からバスに乗ると運転士さんが「安木屋場に知り合いがいるの?」と。そりゃこんなところに観光客来ないか。


瀬留教会とかに行ったと言うと「よく知ってるね」と感心されました。ちなみに先ほどのビーチの話をすると「あそこはハブがうじゃうじゃおるよ~」とのこと。その話を聞いてから行かなくて良かった。


奄美の方言の話とかも教えてもらいました。なんと昔は方言話すとぶたれたのだとのこと。う~ん、琉球でも大和でもなく、奄美は複雑な歴史をたどってきたのは名瀬市立博物館で学びましたが、やはりいろいろあったのですね。


というわけで奄美大島はこれにて終了。やっとこさ5日遅れで鹿児島行きのフェリーに乗ったのですが、その話はまた今度。



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