小学校の木造校舎って意外と取り壊されてしまっていてあまり現存していないのですが、上五島には2校も残っているとのことで訪ねてみました。
まずやって来たのは荒川バス停。このすぐそばの「上荒川小学校」には保存状態のいい木造平屋の校舎が現存しています。
赤い瓦屋根が特徴的。体育館もそのまま放置されています。ちなみに言い忘れましたが、この学校は現在廃校となったので校庭には勝手に入ることができます。
平屋建てに赤い屋根…。
きっと昭和30年ぐらいまでの校舎は全国どこもこんな感じだったということでしょう。
玄関から中を覗いてみました。引き戸とか木目のある廊下とか時代を感じます。
遊具もどこか昔懐かしいもの。このタイヤってどうやって遊ぶ物なのか僕は知らないのですが、飛び越えたりするものなの？？
つづいてもう1校。奈良尾の集落近くの「桐古小学校」へ向かいます。
このあたりが上五島で1番海の色が美しかったです。ほんと魚が見える。
「桐古小学校」は「上荒川小学校」よりは小規模の学校だったよう。それもそのはず、もともとは分校だったのだとか。今はもう廃校になっていますが、子供達の遊び場になっているようで、校庭からは元気のいい声が聞えてきました。
校舎は昭和28年につくられたもの。
まさかの廃校記念碑ｗ
だいぶボロボロです。
校庭はけっこう広い。さすが田舎の学校。自分の出たビルの谷間にある都会の小学校とは大違い。
渡り廊下からちょっとだけ中を覗いてみました。
「立方体の面積」なんで放置した？？
海辺の小学校っていいですね。一度でいいからこういう田舎で昭和っぽい生活をしてみたかった。ノスタルジーあふれる校舎を今後も保存し続けてほしいものです。
