五島列島路線バスの旅で撮ったバスとバス停と廃バスの総まとめ編です。
上五島では青方の営業所を中心に西肥バスが島内を縦横無尽に走っています。
まあもっともほとんどが移籍車なんですけどね。こちらは川崎市交通局の三菱ふそう・エアロミディ。
奈良尾・青方・有川の各港を結ぶ路線は利用客も多く、頻繁にバスが行き交います。
五島列島らしさといえば車窓に木造教会が見えること。バスに乗っているだけでも主要な教会を見ることはできます。写真は中ノ浦教会。
離島らしからぬ点といえば大型車が多いこと。普通にエアロスターの大型車が走っていました。結構、通学とかの需要はあるみたいですね。運賃がめちゃくちゃ高いけど。
それでいてバス停の文字が手書きなのも昭和臭がただよっていて好き。
なんでこんなところに?ってところに立派なコンクリート造りのバス待合所があったりしますが、地元のお金持ちが結構寄付しているようです。「バス待合所完成記念碑」なんて物もありました(笑)
もっとも島ですから狭隘路路線の宝庫だったりもするのも魅力。
みんな三菱ふそうというわけでもなく、ちゃんと日野車もいます。写真は有川のフェリーターミナル裏にあるバス車庫。この塗装、古さを感じません。
あと驚きなのが、五島列島はバスの廃車体が多いこと。何と農業用テントの支柱にモノコックバスが転用されています。保存状態も良さそう。
これを見つけたときは本当に衝撃でした。
廃屋の庭にも廃バスを発見。
こちらはボロボロでよく分かりませんが、おそらく1970年代の日産ディーゼル3Eかと思われます。しかしこれらのバスはどういう経緯で民家に引き取られたのでしょう。謎は深まるばかりです。これ貴重だから残してくれないかな…。