正直のところ女の子しか出てこないアニメはあまり見ないんですが、「たまゆら」っていうアニメはけっこう好きでして。知らない人からしたら、だからなんだよ!って感じなのでしょうが…しばしお付き合いください(笑)
主人公の楓は引っ込み思案な女の子。ある日、亡くなったお父さんが趣味で撮っていた写真を偶然見つけ出します。悲しむのが嫌だとして今まで避けてきたお父さんとの思い出ですが、写真を通じて父親との楽しかった日々が蘇ってきたのでした。楓はお父さんの形見のカメラを使って父の故郷を訪れます。そしてレンズを通して風景や人々を覗くと、そこには忘れかけてた、幼い頃の父との大切な思い出がつまっていたのでした。広島の竹原を舞台に、ちょっとほっこりするお話がはじまります。
というわけで舞台となった広島県竹原市に行ってきました。とはいっても例のごとくキャプチャとかはしません。聖地巡礼ではなく舞台訪問なので。
町並み保存地区の入り口にある日の丸写真館。ちなみに歩行者用信号が縦向きなのは広島式なのだとか。
楓たちがよく訪れるお好み焼き屋「ほぼろ」。実際には「ほり川」という名前ですが。土蔵を改装しているんですかね。
町並み保存地区を見下ろす小高い丘の上に普明閣という建物があります。なんでも京都の清水の舞台を真似たのだとか。景色は1期のOPの場所そのまま。よく忠実に再現しているなぁ。
かおるちゃんが竹原に帰ってきた楓をつれてまずやってきたのはこの場所。ここで長年封印してきたお父さんのカメラを取り出すシーンすき。
OPの石段。何度も思うけど、このアニメってカメラワークが凄いんですよね。さすが写真を題材にしたアニメだけあって。
竹原は酒造と塩によって一財を築いた町でした。今でも江戸時代の豪商の邸宅がたくさん残っています。今まで訪れた町並み保存地区でいちばん感動したかも。ちなみに池田勇人や「マッサン」の主人公・竹鶴政孝といった有名人も出ています。
竹鶴酒造の竹鶴政孝の生家。
倉敷と違って観光地区と化しているわけではなく実際にそこに人が住んでいるから凄い。
この風車も実在するのか…
作中でも登場するお抱え地蔵。本当に持っていいようです。ファンノートが置いてありました。
時をかける少女の映画でもでてくるらしいお堂。「たまゆら」でもおなじみですが。
自分は2期から入ったのでOPといえばやっぱり長生寺です。お正月の話はよかった。
笠井邸は町並み保存地区のどんつきにあります。こんな静かな町で「私たち展」なんてやったら笑いものになるでしょ(笑)
道の駅たけはら2階には「たまゆら」コーナーが。まあもう放送からだいぶ年月たっているから、全然人がいなかったけど。
商店街は「たまゆら」で町おこしをしているよう。楓ちゃんかわいい…
通学風景でよく出てくる踏切。楓の家って大乗の設定だったっけ?
ってな感じで竹原町並み保存地区編はおしまい。
続いては電車に乗って忠海の聖地を訪れます。